TOP > ニュース > 超異分野学会東京大会2025で、ベンチャー課題マップ研究をポスター発表いたしました
ニュース
2025.05.08
株式会社リバネスキャピタル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池上昌弘)は、2025年3月7日(金)にベルサール新宿グランド コンファレンスセンターにて開催された「超異分野学会東京大会2025」(以下、本学会)でポスター発表を行いました。
本学会は、大会テーマとして「共感をつくり、領分を広げる」を掲げ、異分野・異業種の参加者が垣根を超えて連携し、新たな知識を生み出す場として開催されました。
※株式会社リバネスからの開催リリースはこちら
当日は、「ベンチャー経営の今を整理し見通す課題マップ開発-経営課題の相関関係に関する仮説と調査結果との比較-」(以下、本研究)と題して、共同研究者と共にポスター発表を行いました。本研究では、前回のポスター発表(ベンチャーからのヒアリングをもとに、課題同士の関連の構造化とマッピング)に続き、創業期ディープテックベンチャー企業の経営課題の構造仮説を解析検証し、課題の関係性の仮説検証と、実際の課題の相関を解析したものをマップにして発表しました。
特に、人材と組織の領域に関する課題が、「課題として認識しているのに解決へ未着手」の割合が高く、また、戦略や事業の領域に関する課題に比べ着手優先度が低くなっていることがわかりました。各課題ごとの相関を解析したところ、ある課題が解決すると関連して解決する課題がある、また分類を横断するハブとなる課題がある可能性があることがわかりました。
当日の発表では、ベンチャー経営者、アカデミア、大学発ベンチャーを立ち上げようとしている方など多くの方に興味を持っていただき本研究についてディスカッションしました。今後は実際にベンチャーとの対話の場で活用できる課題マップを完成させることを目標とし、引き続き研究を行ってまいります。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社リバネスキャピタル(担当:富田)
E-mail:lc_ac@lnest.jp Tel:03-5227-4198
JP / EN